シングルマザーのまよい道

2人の子どもを育てる40代シングルマザーのカオスな毎日、奮闘記です

親との関係①

こんばんは、Emilyです。

 

今日は私と両親の関係についてお話したいと思います。

 

私は両親と妹の4人家族で育ちました。

いわゆる団塊ジュニア世代で、サラリーマンの父親と専業主婦の母親、2歳違いの妹。

両親は今の所大きな病気や介護の心配もなく、他県で元気にしております。

 

父親は転勤族で私が中学に入ってからは単身赴任で家にいなかったこともあり、反抗期は主に母親に

ものすごい反発していたと思います。でも当時は部活が盆暮れ3日以外ほとんどありましたので、

土日もほぼほぼ部活。学校から帰るのも7時過ぎ、朝練も毎日あって通学に1時間程度かかるため

6時台には家を出る生活だったので、反抗すると言っても家での滞在時間は短かったですね。

反抗は暴力とか暴れるとかはなく、だんまり、無視、いうこときかない、暴言などと言った類のものでした。

 

お金の面では何不自由なく育ててもらい、その点は自分が親という立場になってみて感謝しています。

ただ大人になって冷静に見てみても、人間性の部分では尊敬できず、振り返ると

ずっとそのことで悩んでいたように思います。

今でこそ「毒親」という言葉も広く知られていますが当時は親は絶対正しい、

子どもが違う考えを持った個人であること、なんて許されないという時代でした。

 

私が小学校3~4年の頃、こんなことがありました。

家族でレジャー施設に行った時、大型連休だったのかただの土日だったのか忘れてしまいましたが

とても混んでいて、貸出のコインロッカーがどれもいっぱい。

人がたくさんごった返していてみんなコインロッカーの空きを探すのに必死な状態でした。

そうしたらたまたま鍵がかかっていないロッカーを両親が発見し勝手に入っている荷物を出して

自分たちの荷物を入れだしたのです。子どもごころに「え!いいの!?」と思っていましたが

「早くいれろ!」と言われて従う以外にありません。

ところが神様っているものですね、まさに入れ替えてる最中に元の持ち主が戻ってきてしまい口論に。

結局その結末がどうなったのか覚えていないのですが、「う~ん、人としてどうなの?」という出来事が

この他にも色々あり、でも子どもの頃は親が絶対で自分は違う価値観を持っていても否定されてしまうし

(正論を述べても逆に「ほんとに堅物で変わった子だね!」などと言われてしまう)、

そういう考えの人たちに育ててもらっているという矛盾の中で苦しい、というか。

 

また、別の話ですがこんなこともありました。

私が小学生の頃から飼っていた犬が10年以上たって死んでしまい、そのころ私はもう一人暮らしをしていた

ので看取ることはできず死んだという連絡を電話でもらっただけでした。

なので世話していたわではないため口を出すことではないと思い指摘はしなかったですが、

母が保健所に電話して回収してもらった、と聞いた時はびっくりしました。

外犬とはいえ10年以上一緒に暮らした愛犬。

保健所の、例えば道路で猫やカラスがひかれて死んじゃったのを片付けてくれるような、

そういうのに電話して回収してもらったって・・・そこに何の疑問も持たない母。

ペット葬も色々あり、過度に豪華なことをやる必要はないと思うけれど、

それにしても保健所の回収って・・・。

そしてそれからすぐ新しい犬を迎え入れていたことも理解しがたく。

いつも一緒にいたワンちゃんが亡くなってペットロスで寂しくて、というのならわかるんです。

そうじゃなくて、前の犬を弔うこともせずゴミのように捨てておいてもう次の犬?

っていうのが理解できなかったです。

でもこの頃はもう自分も大人になっていたので、こういう人たちなんだってただ受け止めていました。

 

次回へつづく。