シングルマザーのまよい道

2人の子どもを育てる40代シングルマザーのカオスな毎日、奮闘記です

ペットロス、ペット火葬について・・・愛犬がお空へ旅立ちました①

こんばんは、Emilyです。

少しの間ブログをお休みしていました。

高齢の愛犬の具合がここのところ良くなく、先日天国へ旅立ってしまいました。

火葬が済み、一区切りつきましたのでまたブログを再開したいと思います。

 

老犬との生活

我が家のワンコは結婚してすぐ飼ったので、カーズやレベッカよりも先輩です。

秋に17歳になり、人間でいうと85歳くらい。大病もせず元気でしたが、やはり加齢による衰えは

じわじわと来ていました。

まず耳が遠くなり、以前はマンションの廊下を歩く足音や鍵を開ける音で気が付いて、玄関でシッポ振って

待っててくれたのが、帰っても気づかず寝ていて、「ただいま」と触れると腰が抜けるほど

びっくりされるようになったのが2年くらい前。

次は目がよく見えなくなり、ちょっとしたところでよくつまづくようになりました。

そのうち誰が来ても吠えることがなくなった代わりに、久しぶりに会う人はよくわからないようでした。

日中はリビングに放し飼いで、トイレは朝させておくと日中はほぼしていなくて、

家族の誰かが帰ったらトイレに行っておしっこする、というサイクルで落ち着いていたのですが、

ここ半年はトイレの失敗も多くなっていました。

ご飯はカリカリのドックフードを食べていましたが、1年前くらいから歯が弱くなり、ふやかさないと

食べきれないように。でも食べる量は変わらなかったので安心していました。

 

流血事件が起こる!

ところが2か月前。カーズが帰宅するとリビングの隅で血だらけになって倒れているワンコを発見。

滅多なことでは仕事中には電話してきませんが、この時はさすがに動揺した様子で電話してきました。

ものすごい流血で血まみれで倒れており浅い呼吸しかしていない、と。

急いで帰宅すると、まさにそこは殺人現場。

おそらくフローリングで滑って転んでしまい、その拍子に口を切ってしまったようで、

起き上がれずもがくうちに手からも出血して血の海になってしまったようでした。

どのくらいそうしていたのかわかりませんが、朝転倒してしまったのだとしたら半日水も飲めず

苦しんでいたわけで、とてもかわいそうなことをしてしまったと反省しました。

つまづきやすくなっているのを知っていたのに、今まで大丈夫だったからというだけで放し飼いにしていた

のがワンコを苦しめる結果になってしまいました。

からだ全体にべっとりとついた血はとても拭ききれるものではなく、また粗相もしてしまっていたので、

どうしようか迷ったのですがシャワーで洗い流し水分補給させましたが全身の力が入らない状態で、

その夜は一晩中抱っこしていましたが、眠れない様子でちょっと寝ては苦しそうに鳴いて・・・の繰り返し。

このまま死んでしまうかもと思いながら乗り越えました。

今更ゲージは買いたくないと思っていましたが安全には代えられません。

まずは100均のワイヤーネットを使って簡易的なものを作りましたが、力はないはずなのに

なぜか帰ってくるまでには抜け出せてしまう不思議。

また同じような事故になってしまってはいけないのであの手この手で簡易ゲージを工夫しつつ、

家具の位置を変えたりして日中はカーペットの所でしかいられないようにしていましたが、

たまたまネットでお手頃価格のゲージを発見したのでポチっと購入。

長いこと放し飼いだったので窮屈で可哀想だとは思ったのですが、安全のためにごめんね、

と日中はゲージ内で過ごしてもらいました。

そのうちトイレもコントロールできなくなったのでオムツ生活に。

最初はペット用おむつを試しましたがお高いので、人間の新生児用を。

それだけだとずれてしまうので犬用のおむつカバーをつけました。

 

徐々に体力回復

流血事故の直後は口を切ってしまっていたので痛がって、フードはもちろん水を飲むのも一苦労だった

のですが、なんとか流動食を食べれるようになりました。

♪ちゅーるちゅーるわんちゅーるー♪のご飯バージョンなら食べられるのですがなにせ高コストです。

このままこれしか食べられないとなるとかなり家計を圧迫しそうだと頭を悩ませていましたが、

ふやかしたドックフードをただ置いても食べないのに、レベッカが抱っこして手で口に入れてあげると

一粒一粒なら食べられるようになりました。

私もやってみましたが食べさせ方がヘタなのか食べてくれず、なぜかレベッカからだけは食べるのです。

この時は「流動食だけだと栄養が必要分とれない。なんとかしてフードを食べてほしいどレベッカから

じゃないと食べてくれないのよ」と言うと、無視しているようで聞いていて、私に見えないところで

必死に食べさせてくれていました。

でも私がありがとうと声を掛けたり、どのくらい食べたなどと聞くと、こっち見んじゃねー!あっちいけ!

と言われるのでなるべく見て見ぬふりしていました(^^;

以前の量の半分くらいではありましたが、ドックフードを食べられるようになるとがぜん体力が回復した

様子で、以前と同じかというとそこまではいかないですが介護生活が落ち着いて安心していました。

 

長くなってしまったので続きは次回・・・