シングルマザーのまよい道

2人の子どもを育てる40代シングルマザーのカオスな毎日、奮闘記です

ペットロス、ペット火葬について・・・愛犬がお空へ旅立ちました②

こんばんは、Emilyです。

今日はこちらの続きです。

 

www.bellrinco.com

 

流血事件から1ヶ月半過ぎ、ご飯を食べなくなる

体力が回復してきて食べる量も安定し落ち着いてきたなと思ったのもつかの間、

急にドックフードを食べなくなってしまいました。

今度はレベッカがあげてもダメ。流動食のパウチも1本食べれる時があったりなかったりしたのですが、

まったく食べられなくなって4日目、息を引き取りました。一番に帰宅したカーズが発見したのですが、

すでに硬直が始まっていて目を閉じてあげることができませんでした。

 

死に初めて触れた子どもたち

私の両親も元夫のご両親も存命です。

私が独身時代にウサギを飼っていて結婚後は家族4人とワンコとウサギで暮らしていた時期があり、

ウサギはカーズが3~4歳、レベッカが2~3歳の時に死んでしまいました。

その時子どもたちも一緒に弔ってあげたのですが子どもたちはまったく記憶にないそうで、

今回ワンコが弱っていく過程を見て、老いとは、死とはこういうことなのだと感じることができたのは

よい経験だったと思います。

 

お別れ

顔や体をきれいにしてあげて、妹と姪っ子ちゃんたちを呼んでお別れの対面です。

お供えとお花と手紙を持ってきてくれました。

ワンコはもともと細くてとても寒がりな犬種。よく抱っこして温めてあげていたレベッカは、

寒いだろうと死んでしまったワンコを温めたがっていました。

保冷剤を入れて火葬の日までなるべく冷やしておかなければいけないことを説明したら

手編みのブランケットを掛けてあげていました。

 

横浜市のペット火葬

横浜市の市営斎場の中でペット火葬を行っているのは戸塚斎場のみです。

前述したウサギが死んでしまった時もこちらの斎場で火葬してもらったのですが、

その時は確かペット火葬は毎日はやっていなくて、友引以外の決められた曜日だったと記憶しています。

今回調べてみたところ、火葬は合同と個別の2種類あり、友引以外は毎日やっているとのこと。

個別火葬は予約制で小型犬は午前9時・10時・11時・12時に各2体の枠があります。

我が家の場合は予約の電話をした翌日が友引(休場日)だったので、最短であるその次の日に予約を

お願いしましたが、特に混みあってる様子はなく時間も選べました。予約は2営業日前からです。

段ボールの箱に防水のためのペットシーツかビニールを敷き、亡骸をバスタオル等の綿素材でくるみます。

洋服は脱がせてリードやおもちゃなどは箱には入れられないそうです。また化繊の毛布もNG。

本当はダメなのかもしれないけれど、うちのワンコは亡くなる直前下痢気味だったこともあって、

息を引き取って体をキレイにしてあげてる途中でもちょっとずつ下痢便が出てきてしまっていたので

オムツはつけたままバスタオルでくるみました。

直前まで保冷剤でお腹を冷やしていましたが、その保冷剤も火葬するときには外さないといけません。

これらのことは火葬場の職員さんから引き渡す直前に口頭で確認があります。

生花はラッピングを外してあれば大丈夫とのこと、メッセージカードや手紙の類も入れてOKとのことです。

なお待合室や告別室は一切撮影禁止で、告別室で焼香した後、本当に最後の最後に職員の方に

引き渡す直前に最後に一枚・・・と思ったけどダメだそうです。

場の中に入ったら撮影はできないものと思った方がよいです。

最後に料金ですが、合同火葬は持ち込みの場合3000円、出張回収で6500円、

個別火葬は持ち込みのみで小型犬は2万円(骨壺代込)でした。

お支払いは現金のみです。

詳細はこちらでご確認くださいね。

 

ペットロスとどうやって向き合うか

今はまだ正直死んでしまった実感があまりありません。

火葬の前はまだそこに体があるので、今にも普通に起きそうで、まだ温かい気がして、

本当に死んでしまったなんて信じられなくて。

でもきちんとお別れをしてから、火葬というステップを踏んだことで少し気持ちの整理が進んだ気がします。

小さな骨壺入りの白い袋を見ると、あぁ本当に死んでしまったんだ、けどここにいるよねって、

ふといつもワンコがいた場所に目をやるたびに思うのです。

きっとその繰り返しで死を受け入れてゆくのだと思います。

亡くなる前日、いつその時が来てもおかしくないと感じた私はワンコを抱っこして、

うちの子になってくれて本当にありがとうあなたがいて本当に私は幸せだったよ、

と今まで感謝の気持ちを伝えました。

耳も聞こえず目も見えていなかったと思うのですが、きっと伝わってる。

抱きしめて心が通じ合ったと思える瞬間でした。

結局家族皆が外出している間に一人で逝かせることになってしまったけど、

この時お別れの挨拶をしておいてよかったと今でも思います。

事故や病気で突然死んでしまったワンちゃんはまた違う状況だと思うのですが、我が家の場合は老衰で、

流血事件から亡くなるまでの1か月半はゆっくりお別れをする時間をもらったと思っています。

この期間をどう過ごすかによってペットロスのショックを和らげることができる気がします。

家族の一員として同じ時を過ごしてきたペット。

心にぽっかり穴があくのは仕方がありませんが、いつまでも悲しんで、

そのことで日常生活を送れないまでになることをペットちゃんは望んでいません。

生きている間に感謝を伝える、亡くなった後は思い出して供養してあげる、

前を向いて生きていこうと思います。

 

長々とお読みいただきありがとうございました。